冥月
09.UTOPIA
2 x 2
嗚呼 華やかな夜街には
愚かな羊の子たち
嗚呼 太陽がいつもの通り
優しく照らす 空ろな地
残念だ!もう往く場所、分からない
(残念だ!何処にも行かない
それでも強く渇いた)
嗚呼 高鳴る声で
「助けて、助けて、誰か」
誰にも聞こえないよ
ゴミのように捨てられた
嗚呼 私達が望む夢は
こんなに儚い...
嗚呼 魂というものは脆い
連れて行ってよ お願い
嗚呼 信念というものは脆い
ごめんなさい、隠し傷、見ないで
(実はね、隠し傷、君に触って欲しかった)
片隅から囁き
君は英雄か?
朦朧の面影
それとも幻なのか?
——知らない